行動するとやる気が出る は本当?【作業興奮の根拠を調べてみた】

「行動するとやる気が出る」
この話、聞いたことありませんか?

自分はYouTubeで知って以来、ずっと頭の片隅に置いています。
実際、これで動けている場面はけっこうあります。

ただ今回、記事を書くにあたって根拠を調べてみたんです。
そうしたら、ちょっと意外なことが分かりました。

やる気を待ってると、一生始まらないにゃ🐈

▼やる気を待つのをやめた話はこちら📌
やる気 出ない 対処法【やる気を待つのをやめたら、少しだけ動けるようになった話】

目次

🔍 「作業興奮」を調べたら、根拠が曖昧だった

この現象、よく「作業興奮」と呼ばれています。
手を動かすと脳の側坐核が刺激されて、やる気が出てくる、という説明です。

検索するとたくさん出てきます。
ドイツの精神科医が提唱した、という説明もよく見かけます。

ところが調べていくと、こういう指摘が出てきました。

  • 提唱者とされる人物が、その言葉を定義した可能性は低い
  • 側坐核(そくざかく)やドーパミンの説明は、後から付け足されたものが広まった可能性がある
  • 実験で直接証明された事実ではなく、あくまで仮説的な説明にとどまる

正直、ちょっと驚きました。
あれだけあちこちで見かける話なのに、土台が意外とふわっとしている。

「作業興奮」は、脳科学で証明された事実というより、広まった説明のひとつ。
断言されている記事は、少し疑ってもいい。

✅ でも「先に動く」自体は、ちゃんとある考え方だった

じゃあ全部デタラメなのかというと、そうでもないんです。
ここからが面白いところでした。

行動活性化という技法があります。
認知行動療法のひとつとして、医療の現場で使われているものです。

考え方はシンプルで、「気持ちが動くのを待つのではなく、先に行動する」というもの。
動くことで、あとから気分がついてくる、という順番です。

厚生労働省の資料でも、認知行動療法の技法として紹介されています。
つまり「先に動く」という発想自体は、ちゃんと使われているものなんですよね。

※こちらは治療の技法なので、体調がしんどい時の話は専門家に相談してください。
ここではあくまで「考え方として、こういうものがある」という紹介にとどめます。

「脳がそうなっている」は言い過ぎ。
でも「先に動く」という順番自体は、ちゃんと意味がある。

🚪 一番実感するのは「行くの面倒」と思っていた誘い

自分の実感として、これが一番多いです。

誘われた時点では「え、行くの面倒だな」と思っている。
でも、いざ行ってみると普通に楽しい(笑)

これ、わりと誰でも経験ありますよね。
行く前と行った後で、気持ちがまるで違う。

掃除も同じです。
始める前が一番面倒で、手をつけると急にスイッチが入る。

気づいたら、掃除する予定じゃなかった場所まで拭いていたりします(笑)

感覚としては、朝起きた直後に近いかもしれません。
起きた瞬間は眠くても、動いているうちに目が覚めてくる。あれと同じ感じです。

一番しんどいのは、やっている最中じゃなく「始める前」。
動き出してしまえば、勝手に軽くなることが多い。

🙅 でも、まったく乗らない時もあります

ここが一番書きたかったところです。

「動けばやる気が出る」と言っても、それが通用しない場面があります。
自分の場合は、こういう時です。

  • そもそも嫌なこと
  • 気の進まない会社の集まり
  • 合わない人と一緒にいる時間

こういうのは、参加しても乗るわけがないです(笑)
最後まで「早く終わらないかな」と思っている。

ここで気づいたことがあります。
乗るのは「面倒だけど、中身は悪くないこと」だけなんですよね。

友達の誘いも掃除も、面倒なのは始める前だけで、中身そのものは嫌じゃない。
だから動き出すと気持ちが追いついてくる。

逆に、中身そのものが嫌なものは、いくら動いても変わりません。
これは根性の問題じゃなくて、単純に合っていないだけだと思っています。

だから「動いてみたのに乗らなかった」時に、自分を責めなくていいです。
むしろそれは、自分に合っていないと分かったということなので。

動いても乗らないなら、やる気の問題じゃない。
中身が自分に合っていないというサイン。

▼合わない人との距離の話はこちら📌

💭 結局、根拠はどっちでもよかった

ここまで調べておいて言うのもなんですが、正直、根拠はどっちでもいいと思っています(笑)

脳の仕組みで説明できようができまいが、やり始めるとやる気が出てくるのは実感としてある。
自分にとってはそれで十分でした。

大事なのは、正しいかどうかより、使えるかどうかだと思うんですよね。
頭の片隅に置いておくだけで、「とりあえず1分だけやるか」と手が動く。それで結果的に進む。

その意味では、この考え方はずっと役に立っています。
ただし「万能じゃない」と知っておくと、もっと使いやすくなります。

▼続けることについてはこちら📌
継続できない 理由【聞いといて、言い訳してやらないだけだった】

📝 まとめ

  • 「作業興奮」は証明された事実というより、広まった説明のひとつだった
  • ただし「先に動く」という考え方自体は、医療の現場でも使われている
  • 一番実感するのは「行くの面倒」と思っていた誘い。行くと普通に楽しい
  • 掃除も、始める前が一番面倒。動くと勝手にスイッチが入る
  • でも嫌なこと・合わない人には効かない。それは合っていないサイン

やる気が出ないから動けない、と思っている人は多いと思います。
でも順番を逆にしてみると、意外と動けたりします。

そして動いてみて乗らなかったら、それはそれで収穫です。
自分に合っていないことが分かったので。

今日「面倒だな」と思っていること、1分だけ手をつけてみませんか?

動けば乗る。乗らないものは、たぶん向いていない。

乗らなかったら、それはそれで答えにゃ🐾

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この記事を書いた人

アラサー会社員。時間・お金・モノをシンプルにして、豊かな生活を目指してます。サウナと車と週末の爆食いが好き。

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