車のお金って、一度にドンと来ないんですよね。
だから、なんとなく気づかないままになる。
ガソリンは給油のたび。税金は5月。車検は2年に1回。
バラバラにやってくるので、「1年で合計いくら払ってるか」を意識する機会がないんです。
自分は軽と趣味の車、2台持ちです。
あるとき合計してみたら、正直ちょっと固まりました。
通信費でも保険でもなく、自分の固定費で一番デカかったのは車でした。

見ないふりしてる出費が、だいたい一番デカいにゃ🐈
車の維持費、実際に何が高いのか


一般的な目安として、年間の維持費は
軽自動車で25〜30万円ほど、普通車で40万円前後と言われています。
正直、最初にこの数字を見たときは「盛ってるでしょ」と思いました。
でも自分の分を計算してみたら、だいたいその通りだったんですよね。
自分の場合、高い順にハッキリしています。
- 税金(ダントツ)
- ガソリン代
- 駐車場・車検・保険…
とくに趣味車の税金が重いです。
1991年式の4.1L・V8という、今どき珍しいくらい燃費も税金も優しくない車なので。
古い車を大事に乗るほど、税金は上がる仕組み
これ、知らない人も多いと思うんですが。
日本の車の税金は、古くなるほど高くなります。
- ガソリン車は新規登録から13年超で、自動車税が約15%アップ
- 重量税は13年超で約39%増、18年超で約53%増
- 軽自動車も13年超で経年重課の対象(10,800円→12,900円)
自分の趣味車は4.0L超4.5L以下の区分なので、本来の自動車税が76,500円。
そこに13年超の重課が乗って、年間およそ88,000円です。
ほぼ動かしていない車に、毎年これだけ払っている。
書いてて改めて、なかなかの金額だなと思います(笑)
さらに今年は車検の年でした。
ちょっとした部品交換も込みで、128,000円。
そのうち重量税だけで53,000円です。
18年超の重課がまともに効いていて、ここは正直「うわぁ」となりました。
ただ、この128,000円は部品交換の分も入っています。
交換する部品によって金額は変わるので、毎回この額というわけではありません。
でも、正直しんどいのはここからなんです。
部品交換を抜いても、車検を通すだけで約10万円かかっています。
どこも壊れていなくても、この金額は動きません。
重量税のように「絶対にかかる分」は、こちらの努力ではどうにもならないからです。
2年に1回、通すだけで10万円。
ここが古い車を維持するうえで、いちばん重いところですね。
「まだ乗れるから大事に乗ろう」が、税金の面では損になる仕組みになっています。
エコの観点だそうですが、1台を長く大事に使う方がよっぽどエコな気もしますよね。
ここは正直、納得いっていません。
13年・18年を超えた車を「乗り続けるか、乗り換えるか」で迷っている人も多いと思います。
そのあたりを詳しく扱っているサイトもあるので、気になる人はどうぞ📌
古い車、乗り続ける?乗り換える?13年超えで税金が上がる話(くるまSA)
維持費は「乗る費用」じゃなく「持つ費用」だった
計算してみて、一番の発見がこれでした。
趣味車は、ほとんど動かしていません。
遠出もしないし、週末にちょっと走らせるくらいです。
それでも、毎年かかるお金だけで20万円は超えます。
- 自動車税:約88,000円
- 駐車場(按分):約48,000円
- ガソリン代:月5,000円ほどなので約60,000円
ここに保険が加わります。
そして2年に1回、車検。自分の趣味車は、通すだけで10万円ほどかかっています。
ほとんど乗っていない車で、この金額です。
つまり、乗っても乗らなくても、減らないお金がほとんどなんですよね。
- 走った分だけ減らせるのはガソリン代くらい
- 税金・駐車場・保険・車検は持っているだけでかかる
「乗らないから安いだろう」は、勘違いでした。
車の維持費は、走行距離じゃなくて所有そのものにかかっているんです。
だから見直すときも、ガソリンを我慢する方向じゃない。
「持ち続けるためにかかる固定費」から手をつけるのが正解でした。
▼固定費全体の見直しはこちら📌
固定費 見直し方【月1万円節約できた3つの項目と正直な感想】
まず削るなら、保険から
維持費が大変だと感じているなら、最初に見るのは任意保険だと思っています。
理由はシンプルで、我慢がいらないから。
ガソリン代を減らすには乗る回数を減らすしかないですが、
保険は条件を変えるだけで下がります。
- 運転する人を家族限定・年齢条件で絞る
- 年間の走行距離区分を実態に合わせる
- 使っていない特約を外す
- 車両保険をつけるかどうかを考え直す
自分の場合は、車両保険はつけていません。
そのぶん保険料はかなり抑えられています。
ただ、これは誰にでもすすめられる話ではないです。
正直に書いておきます。
ローンが残っている車、買ったばかりの車、
修理費を貯金からすぐ出せない場合は、車両保険を外さない方が安全です。
「壊れたら自分でなんとかできる」と割り切れる人だけの選択だと思ってください。
もうひとつ正直なところを書くと、自分はまだネット型の保険にはしていません。
今の担当さんがすごく良い方で、必要なものと不要なものをはっきり言ってくれるからです。
安さだけならネット型なんだと思います。
でも「相談できる相手がいる」という価値に、自分はお金を払っている感じですね。
ここは人によって答えが違うところ。
比較して納得したうえで選ぶなら、どちらでもいいと思います。
タイヤは「安さ」で選んで失敗しました
これは完全に自分の失敗談です。
若い頃は、とにかく何でも安く済ませようとしていました。
タイヤも「溝があればいいでしょ」くらいの感覚で、とにかく安いものを選んでいたんです。
結果どうなったか。
- ロードノイズがすごい(走ってるだけで疲れる)
- 雨の日に滑りやすい(これはさすがに怖い)
安く買えて満足したはずなのに、乗るたびにストレスがある。
しかも雨の日は普通に危ない。これは節約とは言えないなと思いました。
ここで学んだのが、「買い方を安くする」と「品質を落とす」はまったく別ということです。
今もタイヤはネットで買って、持ち込みで交換してもらっています。
これは買い方を工夫しているだけなので、品質は落ちません。
安くなるのに困ることが何もない。
ネット購入と持ち込み交換の流れを詳しく書いているサイトもあるので、やってみたい人はどうぞ📌
タイヤは通販が安い!ネット購入+持ち込み交換の体験談(くるまSA)
削るべきは「買い方」であって「安全に関わる品質」ではない。
タイヤは路面に接している唯一の部品なので、ここをケチると全部に響きます。
※持ち込み交換は対応していないお店もあるので、事前に確認してからネットで買うのがおすすめです。
▼「安いから買う」で後悔した話はこちら📌
お金の使い方 優先順位のつけ方【満足度で判断したら後悔が減った】
逆に、削っちゃダメだったところ


ここまで「削る」話をしてきましたが、整備だけはケチっていません。
オイル交換は定期的にやりますし、
車屋さんから「そろそろここ替えた方がいい」と言われたら、基本的に素直に聞きます。
自分は車が好きですが、詳しいかというと全然そんなことはないんですよね。
だからプロの提案は信頼して受け入れる。ここは信頼関係だと思っています。
若い頃の「車検通ればいい」が高くついた
昔の自分は、まさに「車検が通るなら何もしなくていい」スタイルでした。
カスタムするのは好きなのに、車検のことは何も考えていない(笑)
それで車検の直前になって毎回焦るという、わりとダメなパターンです。
でも、これって結局高くつくんです。
不具合を放置すると、直すときには他の場所まで巻き込んで壊れているので。
先に手当てしておく方が、トータルでは安い。
これ、身体の話とまったく同じだなと思います。
▼「治すより防ぐ方が安い」話はこちら📌


ちなみに車検そのものは、どこに出すかで金額がけっこう変わります。
自分の軽はノーマルなこともあって、いきつけの車屋さんで5万円台でやってもらっています。
同じ車検でも、さっき書いた趣味車は今年128,000円(部品交換込み)でした。
車と年式が違えば、同じ「車検」でも倍以上変わるということですね。
昔よりだいぶ安く済むようになりました。
安いお店を探し回ったというより、
ずっと同じところに任せていたら結果的にそうなった感じです。
車の状態を分かってくれている人がいると、余計なことをしなくて済む。
これも立派な節約だと思っています。
駐車場は、住んでいる場所で差がつきすぎる


維持費のなかで、いちばん「条件次第」なのが駐車場です。
自分が住んでいるのは地方なので、2台で月8,000円。
砂利の駐車場ですが、正直これで十分です。
これが東京23区だと、1台で月2〜3万円が普通だそうです。
同じ車に乗っていても、住む場所が違うだけで年間30万円くらい差がつくことになります。
だから「車の維持費は年間◯万円」という平均値は、あくまで目安。
大事なのは自分の条件で計算してみることだと思います。
一度でいいので、税金・保険・車検・駐車場・ガソリンを1年分ぜんぶ足してみてください。
数字を見ると「削る場所」が勝手に見えてきます。ここが一番効きます。
それでも車を持つなら
ここまで書いておいて何ですが、正直に言います。
なくてもどうにかなるなら、持たない方がいいです。
これは間違いないです(笑)
電車とバスで生活が回るなら、その年間25〜40万円は他のことに使えます。
カーシェアやレンタカーで足りる人も多いと思います。
でも、自分は持ち続けています。
しかも、ほとんど動かさない趣味の車まで。
なぜかというと、これは移動手段じゃなくて趣味だからです。
毎年20万円以上かかると分かったうえで、それでも手放す気にならない。
ここが大事だと思っていて。
「知らずに払っている20万円」と「納得して払っている20万円」は、
同じ金額でも全然違うんですよね。
だから自分の場合は、こういうメリハリになりました。
- 実用の軽:削れるところは淡々と削る
- 趣味の車:趣味代として納得して払う
全部を削ろうとすると、車に乗ること自体がしんどくなります。
それだと本末転倒なので。
▼お金の整え方、全体像はこちらにまとめています📌


まとめ|車の維持費は「持つ費用」から見直す
- 年間の目安は軽25〜30万円、普通車40万円前後。まず自分の分を計算してみる
- 維持費の大半は「乗る費用」ではなく「持つ費用」。乗らなくても減らない
- 毎年かかる分と、2年に1回の車検は分けて考えると計算しやすい
- 13年・18年を超えると税金が上がる。古い車を大事に乗るほど負担は増える
- 古い車は、どこも壊れていなくても車検を通すだけで10万円級になることもある
- 最初に見直すなら任意保険。我慢せずに下げられる唯一の項目
- 削るのは「買い方」。安全に関わる品質(タイヤ・整備)は削らない
- 整備を後回しにすると、結局高くつく
車の維持費って、調べるとどうしても「高い」という結論になりがちです。
実際、安くはないです。
でも自分は、全部を削ることが正解だとは思っていません。
削るところを決めて、残したところには納得して払う。それでいいと思っています。
個人的には、車好きな人がもっと増えたら嬉しいですしね(笑)
あなたが払っているその維持費、中身をちゃんと知ったうえで払えていますか?
維持費は、乗った分じゃなく持ってる分かかる。それでも持つなら、納得して払えばいい。



知らずに払うな。決めて払え、にゃ🐾
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