「マルチタスクができる人ってすごいな」
そう思ったことありませんか?
仕事しながら電話して、同時にメモも取って
——そんな人を見て「自分にはできないな」と感じた経験、
一度くらいあるんじゃないかと思います。
でも正直に言うと、マルチタスクはほぼ全員できません。
脳科学的に、そもそも無理な話なんです。
できてると思っていた自分も、実はできていなかった(笑)。

できないのは当然にゃ。脳の仕組みがそうなってるにゃ🐈
そもそも「マルチタスク」って何?まず前提を整理しよう


「マルチタスク」という言葉、
なんとなく使っていますが、実は2種類あります。
ここをちゃんと理解しておくと、
この先がすごくスッキリします。
①身体的マルチタスク
運転しながら音楽を聴く、歩きながら電話する
——これは脳の別々の部位が処理するのでできます。
「歩く」という動作は無意識でできるので、脳に余裕があるんですよね。
②認知的マルチタスク
作業しながらメールを返す、会話しながら書類を書く
——これは脳の同じ部位を同時に使おうとする状態。
実際には「どっちかをやりながら、もう一方に高速で切り替えている」だけです。
これが世間で言う「マルチタスク」の正体。
整理すると
①がいわゆる“ながら作業”。
②が科学的に言う、本来の意味でのマルチタスクです。
①はできる、②はほぼ不可能(笑)。


わかりやすい例をだすと、——これ、できますか?
下の文章を読みながら、別の紙やメモに「今日食べたものを思い出して書いてみてください」。
「マルチタスクとは、複数の作業を同時に行うことを指します。しかし脳科学的には——」
……どうでしたか?(笑)
読むのが止まったか、メモが全然進まなかったか、どちらかになったはずです。
自分で気づいたのが、運転しながら電話の話です。
普通に走っているときは電話できる。
でも、バックするとか狭い道を通るとか、
少し集中が必要になった瞬間に会話が止まる(笑)。
「あ、集中すると人って1つのことしかできないんだな」
と、そこで初めて実感しました。
YouTubeでライブ配信している人を見ていても、同じことが起きていました。
話しながらメールチェックをしていて、メールを返信をしようとした瞬間に黙る(笑)。
自分よりずっと器用な人でも、②の認知的マルチタスクになった途端に止まる。
それと、職場でこんな経験ないですか?
作業中にAさんから「これやっておいて」と頼まれた直後に、
Bさんから「先にこっちをお願い」と言われる——。
両方は無理!ってなりますよね(笑)。
これも物理的な問題じゃなく、
脳が「どちらを処理するか」を同時に判断できないから起きる現象です。
まさに②認知的マルチタスクの典型例。
「マルチタスク」には2種類ある。
できないのは「②認知的マルチタスク」の方。
これは脳の仕組み上、ほぼ不可能。
科学的に見ると、マルチタスクはできるの?


結論から言います。
科学的にも、マルチタスクはほぼ不可能です。
スタンフォード大学をはじめとする複数の研究で、
マルチタスクをしようとすると以下のことが起きると示されています。
- 作業の正確さが落ちる
- 完了までの時間が長くなる
- ミスが増える
また、タスクを切り替えるたびに脳がエネルギーを消費する
「スイッチングコスト」という現象があります。
研究によると、マルチタスクをしようとすると生産性が最大40%低下するとも言われています。
「でも、マルチタスクが得意な人っているよね?」と思う方もいるかもしれません。
実は、全人口の約2%だけ本当にマルチタスクができる
「スーパータスカー」と呼ばれる人が存在します。
ただし、これは本当に例外中の例外(笑)。
残りの98%は、できているように見えても高速で切り替えているだけです。
電話しながらメモを取るとき、大事な部分で復唱したり黙ったりしませんか?
それがまさに「同時処理できていない証拠」なんですよね(笑)。
「コールセンターのオペレーターさんって、電話しながら入力してるじゃん?」
と思った方もいるかもしれません。
あれは毎日の訓練で入力操作が「自動化」された状態。
運転しながら音楽が聴けるのと同じで、①身体的マルチタスクに近い状態になっています。
慣れていない頃はきっと「少々お待ちください」が増えていたはずです(笑)。
マルチタスクができるのは全人口の2%だけ。
残り98%は「できてるつもり」になっているだけ。
マルチタスクをしようとして、実際に起きたこと
自分もやろうとしたことはあります(笑)。
結果、こうなりました。
- 片方の作業を後回しにして、そのまま忘れる
- どっちも中途半端になる
- 「同時にやったはずなのに、結局時間がかかった」という謎の状況になる(笑)
特に「忘れる」は地味にやっかいで(笑)。
2つ同時に抱えようとした瞬間に、
脳の処理が追いつかなくなって片方がこぼれ落ちる感覚がありました。
これ、自分だけじゃなかったんだと科学的に証明されていたのは、
正直少し安心しました(笑)。
マルチタスクをしようとすると、
片方を忘れる・どっちも中途半端になる。
これは脳の限界であって、能力の問題じゃない。
シングルタスクに変えたら、むしろ速かった
「マルチタスクは自分には無理だ」と気づいてから、
順番をつけて1つずつ片付けるスタイルに変えました。
正直、それしかないんですけど(笑)。
でも結果として、こうなりました。
- ミスがなくなった
- 「忘れた」がなくなった
- 1つ終わるたびに達成感があるので、次に進みやすい
- 結果的に、同時にやろうとしていたときより速く終わる
「同時にやろうとする時間」より「1つ終わらせる時間」の方が、
トータルで早いんですよね。
頭でわかっていても実感するまで時間かかりましたが、
今はシングルタスク一択です(笑)。
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シングルタスクの方が速くて正確。
「1つずつ終わらせる」がシンプルに最強。
まとめ:マルチタスクできないのは当然。脳がそうなっている
- マルチタスクには「身体的」と「認知的」の2種類がある
- 「認知的マルチタスク」は脳科学的にほぼ不可能
- できてると思っているのは「高速切り替え」しているだけ
- 生産性は最大40%低下・ミスも増える
- できない自分を責めなくていい。当然です(笑)
- シングルタスクで1つずつ片付ける方が、速くて正確
マルチタスクは幻想。1つずつ終わらせる人が、結局いちばん速い。



できない自分を責めるのは今日で終わりにゃ。
1つずつが最強にゃ🐾
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